「不動産を売る」と決める前に、まず知っておきたい3つのこと

不動産の売却相談をいただいた時、よく聞かれるのが、

「結局、いくらで売れますか?」

という質問です。

もちろん価格はとても大切です。

でも実は、不動産を売る時には、価格だけでなく売る前に確認しておいた方がいいことがあります。

今日は、その中でも特に大切な3つをご紹介します。

①「売れる価格」と「手元に残る金額」は違います

例えば3,000万円で売れたとしても、その3,000万円がそのまま手元に残るわけではありません。

仲介手数料や登記関係の費用、場合によっては測量費や解体費、そして売却によって利益が出れば税金がかかることもあります。

そのため私は、売却価格だけではなく、「最終的にいくらくらい手元に残りそうなのか」まで考えておくことが大切だと思っています。

② 土地や建物の状態を確認しておく

長年住んでいる家や、相続した実家の場合、

「境界がよく分からない」
「昔増築した部分がある」
「隣の家との塀はどちらのもの?」
「建物の図面が見つからない」

ということも珍しくありません。

こうした問題は、売却活動を始めてから判明すると、予定していたスケジュールが延びてしまうことがあります。

早めに確認しておけば、必要な対応も落ち着いて進められます。

③「すぐ売る」以外の選択肢も考える

不動産会社に相談したら、

「すぐ売らなければいけないのでは?」

と思われる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。

特に相続した実家なら、

そのまま残す。
誰かが住む。
貸す。
売却する。

いくつかの選択肢があります。

大切なのは、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、自分や家族に合った方法を選ぶこと。

不動産は大きな財産です。

「売った方がいいのかな?」と思った時に、いきなり売却を決める必要はありません。

まずは、

「この不動産にはどんな選択肢があるんだろう?」

というところから考えてみてください。

査定をしたからといって、必ず売らなければならないわけでもありません。

私は、売却ありきではなく、その方やご家族にとって一番良い不動産の活かし方を一緒に考えることを大切にしています。

「まだ売るか決めていないけれど、価値だけ知っておきたい」

そんな段階でも、お気軽にご相談ください。