こんにちは
毎日暑いですね〜
お盆休みもそろそろ終わり、という方も多いと思います。
さて、最近話題の「地面師たち」見ましたか?
率直な印象は、怖かったです・・・
以前、本で読んだことがあったのですが、映像で見るとさらに現実味をおびます。
地面師とは、土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う者、
もしくはそのような手法で行われる詐欺行為をする人のことです。
管理の行き届かない土地や所有者側の事情で表面化しにくい土地などを、地面師たちが見つけてきて、売却しているように見せかけます。
買主がついたら売買契約をし、買主から地面師にお金が支払われる。
そして数日後、所有権移転の登記が却下されたことで、買主は騙されたことを知る、という酷い話です。
それだけでなく、裏社会とも繋がっていて、とあまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここまでにします。
映像の怖さもありますが、内容も恐ろしい・・・
不動産屋にとって、こんな辛い話はありません。
とにかく買主が気の毒でなりません。
物語の設定は、一部実話を元に作られていますが、
あんな大企業が騙されちゃうなんて、小さな会社はターゲットにされたら、ひとたまりもないな、と。
でも、騙されるにはそれなりの理由があり、確認、見直し、疑う、などをしつこいぐらい行っていたら、
起きないことかもしれません。
不動産売買の契約では、たくさんの確認事項があります。
全てがクリアにならないと取引してはいけないんだと、改めて思いました。
騙される方が悪い世の中なんて、理不尽ですが、
自分の身は自分で守るしかありません。
とにかく、なんでもすぐに信じちゃいけないという教訓になりました。