こんにちは
夏が終わりに近づき、台風の影響が日本各地で起きています。
今回の台風はノロノロ進み、九州では大きな被害が出ていると報道されています。
なんとか乗り切って欲しいです。
千葉県でも2019年に強烈な台風に襲われ、住宅の屋根材を吹き飛ばし、飛ばされた屋根材などが、他の住宅に被害を与える結果に。
千葉県内の家屋被害は、全壊や半壊一部損壊をあわせると約6万棟に及んだそうです・・・
日本は地震の心配や、台風の影響など、自然災害がいつ起こるか分からない国です。
備えは大事ですね。
お家を囲っている塀ですが、高さに決まりがあるってご存知でしたか?
ブロック塀の高さを制限するようになったきっかけは地震でした。
1978年宮城県沖地震では、死者16人のうち11人がブロック塀の倒壊によって亡くなっています。
あれだけ被害の大きかった地震なのに、死者が16人というのは少ないですが、そのうちの約7割の方がブロック塀が原因だったんて、驚きです・・・
実はこの宮城沖地震が起きた時、私は仙台にいました。
公園で母親と紙芝居を見ていたのです。(今もあるのかなぁ、紙芝居・・・)
突然、大きな揺れを感じ地面が割れ始めました。
どれくらい続いたのか覚えていませんが、おさまってからなんとか家に帰りつき、ドアを開けると、テレビは床に転がり、
食器棚のお皿は全て割れていました。
覚えているのはそれくらいです^ ^
この地震を機に建築基準法が見直され、鉄筋が入った強度のあるブロック塀の高さを2.2メートル以下、鉄筋無しの強度が低い塀は1.2m以下と決められました。
今から46年前ですので、それより古くからある塀はこの基準に合っていない可能性があります。
なので、これから大きな地震があった時、昔からある塀がくずれることがありうるのです。
それが怖いですね。
自然災害が多い日本ならではの、建築基準が決められています。
ルールがどんどん改定されて厳しくなっているように感じますが、私たちを守ってくれる大事なルールなんですよね。