自分が入るお墓のことって考えていますか?

お墓について、ご家族などでお話ししていますか?

私は小さい頃から、家族でお墓参りに行き、法事の時には親戚が集まってお墓に行く、ということが当たり前でした。
なので、自分がそのお墓に入ることは、当たり前のことだと思っていました。

でも世の中の動きは違うようです。

日本の人口減少に伴い、墓地の利用率が低下しています。
これにより、一部の墓地では墓じまいが進んでいるのだそうです。
都市部では土地の高騰もあり、墓地の維持管理や墓じまいの必要性が高まっています。

日本では、墓地の所有者が死亡した場合、その墓地の管理や維持費用の負担が家族や親族に引き継がれることが一般的です。
でも近年では子供の少ない高齢者が増加しており、墓地の維持管理に負担を感じる家族が増えています。
そのため、墓じまいをするケースも増えています。

2010年には91%の人がお墓を購入していたのに、2022年には25%しかお墓を購入せず、樹木葬が41%と一番多いのだそうです。

若い時に、仲間内でお墓の話をすることはないので、他の家の事情は全く知りませんでしたが、
こんなことになっているのですね。

親御さんとしても、子供や孫たちに負担はかけたくない、ということで墓じまいをして、永代供養や樹木葬、納骨堂などに移行する方も多いようです。

それぞれ、メリット、デメリットはあるようですが、家族構成や生活スタイル大きく変わった今、自分の家族にとって何が最善か考える必要がありそうですね。